ESP-WROOM-02とは?
ESP-8266EXを搭載したWifiモジュールです。
Wifiモジュールってことで、NTPサーバからインターネット経由で時刻を取得したり、
webにセンサ値を表示できるようになります。
その割には650円で購入出来てとっても安い。。。?
残念ながら、ESP-8266EXとは何ですかと言われてもよくわかりませんが、
技適を取得したので、日本でも使えるようになったみたいです。
購入は秋月からどうぞ。秋月電子esp-wroom-02購入できます

私が購入したのは写真のようにキット化されたものです。
キット化されているので、ブレッドボード上でお試しで楽しみたい方向けです。秋月電子esp-wroom-02キッド。
そして、こちらも購入しておかないと、ESP-8266に書き込めないので、
を購入しておきましょう。
ESP-WROOM-02は書き込み時に80mAとか喰います。
FT232RLの3.3Vからは50mAのため、通常では書き込めません。レギュレータを購入する必要があります。
+スイッチも後々ここでは使うことになりますので、スイッチも買っておきましょう、
買ったら、さっそく環境を構築しよう!
電子工作とか、プログラミングとかで一番面倒なのは環境構築ですね。
環境構築(Arduino IDE側)
では、書き込んでいきたいのですが、その前に、Arduino IDEは大丈夫でしょうか。
arduino IDEからダウンロードしてください
そんなのとっくに終わっている方、申し訳ありませんでした。
抜け目なく書いております。
さて、ArduinoのIDEの初期の環境では、マイコンボード一覧にESP-8266がないため書き込むことができません。
てことで、準備していきます。
まずは、Arduino IDEにESP-8266をインストールしたいので、github_esp8266のInstalling with Boards Managerを行います
以下と同じことが書いてあります。
- 以下をコピーする
https://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json - Arduinoを開き、「ファイル >> 環境設定 >> Additional Boards Manager URLs」にペースト。
それ以外は変更する必要はないはず。
これで、ツールのマイコンボードから、ESP-XXXXみたいなものが何個か選べるようになりました。
なっていますでしょうか。 - ツールを押し、以下のように設定(ここら辺は自分の好きなように)
Flash Mode -> QIO
Flash Frequency -> 40MHz
Upload Using -> Serial
CPU Frequency -> 80MHz
Flash Size -> 4M(3M SPIFFS)
Reset Method -> ck
Upload Speed -> 115200
これでIDE側の設定はOK
環境構築(回路側)
私の場合は最初から認識してくれたのですが、
FT232RLをUSB接続しても認識してくれない場合はドライバをインストールする必要があります。
面倒くさくなってきたので参考URLを貼って終わりにします。ごめんなさい。
SP-WROOM-02には、書き込みモード、実行モード、SDブートモードがあります。
基本的には書き込みと実行だけですので、そこだけ説明しましょう。
モード | GPIO15 | GPIO2 | GPIO0 |
書き込みモード(UART Download Mode) | Low | High | Low |
実行モード(Flash Boot Mode) | Low | High | High |
SDブートモード(SD-Card Boot Mode) | High | Low | Low |
ってことで、GPIO0をLOWにするかHIGHにするかで、書き込んだり、実行したりできるようになるわけですね。
回路的には

はい。問題の書き込み方ですが、
ESP-WROOM-02のRSTとつながったスイッチをスイッチA、IO0とつながっているスイッチをスイッチBとすると、
- スイッチAとスイッチBを同時に押す。もしくはスイッチAを押した後スイッチBを押す
- スイッチAを離す
- スイッチBを離す >> これで書き込みモードになる
あとは、Arduinoを書き込むときと同じです。 - Arduino IDEからプログラムを書き込む。
- 好きなように遊ぶ
最初は適当にLチカでもして、確認してみてください。
無事書き込めれば「……………………」みたいに表示されて、書き込めると思います。
私ははじめ嬉しいことに
1 2 | warning: espcomm_sync failed error: espcomm_open failed |
とエラーが出てしまいました。
これは、「書き込みモードになっていないよ」ってことです。
書き込みモードにスイッチでリセットするときに,スイッチがうまく押せていなかったためエラーを吐きました.
気を付けて再度行ったところ,無事成功しました.
上記のエラーが出るのは
- 書き込みモードに正しくできていないときや
- ESP-WROOM-02に対して電流値が足りないとき
ですので、こちらの2点に注意してみてください.
順番間違わなければできているはずです。
今度は、何か作ってUPしたいですね。